Admission

FEATURE

本研究室では、宇宙科学研究本部の企画する宇宙プロジェクトに携わることができます。 研究員やPDはプロジェクトマネージャの直下で衛星各サブシステムのマネジメントを任され、学生はその元でプロジェクトが抱える諸問題に対して意見を求られ、各種試験の立案、実行を任されます。 特に現在技術開発中のソーラー電力セイルはそのミッションの特殊性から他の研究分野や衛星から転用できない要素を多く含み、一同手探りで検証を行っています。 JAXA、ISASをはじめとして各大学の航空宇宙工学の先生方に協力を仰いではいますが、独自に解決しなければならない問題も新しく誕生しています。そこでメンバーにはアイデアやマンパワーを期待されます。 衛星の企画提案から打上運用まで全員が関わることによって宇宙機開発の流れが身につき、大規模プロジェクトの管理、宇宙工学関係の人脈など他の研究室では得られない経験を積むことができます。 各々個人の研究は航空宇宙システムの基礎となる分野を中心に、各プロジェクトで発生する諸問題もテーマして取り上げるため、幅広く行っています。地上試験や数値計算の手法の開発、プロジェクトの過程で発明されたデバイスの性能検証、打上後の問題点の解析など、範囲は多岐に及びます。 研究発表の場として国内外の学会、講演会参加を重視しており、学生にも在学中に海外国際会議での発表の機会も提供します。 学生が参加した学会については逐次blogで紹介していきます。

ADMISSION

当研究室では学生、研究者の受け入れを積極的に行っています。興味のある方はご検討ください。 当研究室に所属するためには、主に以下の方法があります。

STUDENTS

>> 特別共同利用研究員制度 特別共同利用研究員制度とは宇宙科学研究本部(ISAS)が独自に行っている大学院教育制度のひとつです。 国内外の大学、大学院の修士課程、博士課程に在籍し、宇宙科学、宇宙工学に関連する分野を専攻する学生を対象にしています。 ISASにおいて研究指導を希望する大学院学生に対し、 私どもはその所属する大学院研究科からの委託を受けて一定の期間、特定の研究課題に関して研究指導を行います。 単位の認定、学位論文の審査、学位の授与等については、所属する大学院で行われることを前提としています。 4月又は10月から受け入れ期間が始まり、それぞれ一年、半年ごとに期間が更新されます。 各種提出書類締め切りは、それぞれその年度の3月中旬、9月中旬となっています。 詳しくはこちらをご覧ください。
>> 東京大学航空宇宙工学専攻から ISASは東京大学大学院の8つの専攻に参画した大学院学生の教育・研究指導を行っています。 この制度の元でJAXAで大学院教育を受けるためには、東京大学大学院の対応する専攻に入学する必要があります。 入学後は、JAXAの担当職員が、各専攻で、指導教員として教育・研究指導を行います。 詳しくはこちらをご覧ください。 東京大学大学院入学に関する情報は東京大学HPをご覧ください。
>> 文部省留学制度 留学生の受け入れにも力を入れています。 文部科学省の企画する各種留学制度についてはこちらをご覧ください。

RESEARCHERS

>> 本学術振興会特別研究員制度(PD・RPD) 本学術振興会特別研究員制度(PD・RPD)とは、日本学術振興会が行っている博士課程修了者に対する研究奨励金支給制度です。 JAXAではPD・RPDの受け入れを全体で行っています。 特にPDは、採用時に大学院在籍時の所属研究室以外で研究を行っていることが条件となっており(例外あり)、 その機会に当研究室を希望される方が少なくありません。 日本学術振興会特別研究員制度についてはこちらをご覧ください。 JAXAの受入手続きに関する情報はこちらをご覧ください。 最新情報は各リンク先を御覧ください。 博士課程に進学したいと考えている学生をとくに歓迎します。博士課程からの学生も歓迎しています。 不明な点はお問い合わせください。