川口研究室はISAS/JAXAに所属しており，様々な大学から来た学生が所属しています．

私たちの研究室では，誘導制御や宇宙システムの制御，宇宙航行力学に関する工学的，あるいは理学的な最先端の事柄を研究しています．川口研究室に所属すれば，ミッションに付随した題材の研究のみならず，実際にISAS＆JSPEC/JAXAで計画されたプロジェクトにも携わることができます．また，川口淳一郎教授をはじめとして，JAXAに在籍する世界を牽引する技術者の指導の下，研究およびプロジェクトを進めています．

学生の研究テーマは現行しているプロジェクトに関係しており，宇宙機の力学やソーラーセイルの力学，アクチュエータによる宇宙機の制御，惑星科学と多岐にわたります．学生は，実際のプロジェクトでの経験や知識を生かし，より現実的な研究を行うことができます．それは，研究室の環境がJAXAで行われているミッションと密接しているため，先駆的なミッションに深く携わることができるからです．また，JAXAの世界の第一線で活躍している研究者や技術者と議論を交わし，多くの知見を得ることもできます．詳細はこちらから．

川口研究室では，現在JSPEC/JAXAが行っているソーラー電力セイルプロジェクト(ヨットのような帆を使い太陽光から力を受け進行するプロジェクト)や小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトに参加しており，はやぶさプロジェクトではとりわけ推進系技術開発の中心を担ってきました．現在，川口研究室が密接にかかわっているプロジェクトはIKAROS(Interplanetary Kite-craft Accelerated by Radiation Of the Sun)プロジェクトであり，特に構造や材料に関する開発に貢献しています．

IKAROSプロジェクトの詳細は こちらから．